モヤモヤの日々

第137回 ワクチン接種1回目(その後)

浜の真砂は尽きるとも世にモヤモヤの種は尽きまじ。日々の暮らしで生まれるモヤモヤを見つめる夕刊コラム。平日17時、毎日更新。

一昨日の7月11日19時10分頃、新型コロナウイルスのワクチンを接種した(1回目、ファイザー社製)。昨日、接種部位の右腕が痛い以外には大きな体調の変化がなかったため、そのことと、接種を受けた当日の様子をこの連載の原稿に書いて15時前に提出し、17時に公開された。

その後、接種部位の痛みが増してきて、37度台前半の微熱と倦怠感が出てきたので、購入しておいた解熱鎮痛剤を服用した。まもなく痛みと微熱はおさまった。薬の効果が切れたのか、23時頃に再び同じ症状が出だしたため、もう一度、解熱鎮痛剤を飲んで昨日は就寝した。

今日は倦怠感が少し残っているものの、接種部位の痛みも微熱もおさまった。ふう。とりあえずはよかった、といった感じである。発熱などの副反応は、1回目より2回目のほうが頻度が高いとされている。出来るだけ余裕のあるスケジュールを組んだほうがよさそうだと感じた。

昨日出た症状とワクチン接種との因果関係まではわからないが、大事をとって今日と明日はなるべく安静にしていようと思っている。積読になっていた本を、先ほど枕元に積んでおいた。

 

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宮崎智之1982年生まれ、東京都出身。フリーライター。著書『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)、共著『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)など。2020年12月には、新刊『平熱のまま、この世界に熱狂したい「弱さ」を受け入れる日常革命』(幻冬舎)を出版。犬が大好き。
Twitter: @miyazakid