第3回 「ヘイト」の萌芽

「『空気』が支配する国」だった日本の病状がさらに進み、いまや誰もが「気配」を率先して察することで自縛・自爆する時代に? 「事のまずさを感知しない『空気』」を悪用して突き進む政治家たちと、そのメッセージを先取りした「気配」に身をゆだねることに違和感を覚えなくなってしまった私たち。「日本の心情」を“なんとなく”稼働させてしまう「気配」の危うさをめぐる、『紋切型社会』の著者・武田砂鉄さんによるフィールドワーク、その第3回。 公共の場でなされるヘイト言動には「NO」を言えても、プライベートに近い場ではつい気配を読んでしまいがちな私たち。しかしそこにこそヘイトの萌芽があるのだとしたら……。

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