第2回
好景胡同の壁
2015.05.15
胡同の黄昏
多田麻美
張全
1973年に大分県で生まれ、静岡県で育つ。2000年より北京在住。コミュニティ誌の編集者を経て、フリーランスのライター兼翻訳者に。おもなテーマは北京の文化と現代アート。著書に『老北京の胡同――開発と喪失、ささやかな抵抗の記録』(晶文社)、訳著に『北京再造』(王軍著、集広舎、2008年)、『乾隆帝の幻玉』(劉一達著、中央公論新社、2010年)などがある。
1965年、北京生まれ。幼少期から現在に至るまで、北京の横丁、胡同で過ごす。北京図書館勤務を経て、フリーカメラマンに。中国の文化や社会に関する写真を日本や中国のさまざまな新聞、雑誌、書籍に提供。おもなテーマは北京の胡同と現代アート。これまで開いた個展は『胡同の季節』(2009年)、『胡同の匂い』(2014年)。