モヤモヤの日々

第153回 ワクチン接種2回目(5日目)

浜の真砂は尽きるとも世にモヤモヤの種は尽きまじ。日々の暮らしで生まれるモヤモヤを見つめる夕刊コラム。平日17時、毎日更新。

8月1日(日)に新型コロナウイルスのワクチン(2回目)を打ってから5日目。昨日は、はじめて38度を超える高熱が出た。腰は相変わらず痛い。かなり痛い。

昨日までは、妻の介助なしではベッドから立ち上がるのも困難になっていた。今日は、なんとか自力で立ち上がれるまでに回復した。昨日の痛みが10だとすると、9か9.5くらいにはなったのではないか。少ししか変わっていないけど、改善の方向に向かっているのがなによりうれしい。今日も10で変わりなかったり、11になったりしたらどうしようかと絶望していた。改善傾向にあるならば、明日には2か3くらいになっているかもしれない。楽観的すぎるかもしれないが、今はその希望にすがりつきたいのだ。なぜなら腰が酷く痛いからである。

ということで、今日は気の利いたことは一切書けないが、みなさんもご体調にはお気を付けてお過ごしを。来週にはいつもどおりこの連載が書けていることを、(僕が)心から祈っている。

 

Back Number

宮崎智之1982年生まれ、東京都出身。フリーライター。著書『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)、共著『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)など。2020年12月には、新刊『平熱のまま、この世界に熱狂したい「弱さ」を受け入れる日常革命』(幻冬舎)を出版。犬が大好き。
Twitter: @miyazakid